〜「もう手術しかない」と言われた方へ〜
股関節が痛くて病院へ行き、
「将来的には手術ですね」と言われる。
その言葉に、強い不安を感じる方は少なくありません。
まずお伝えしたいのは、
手術=今すぐ必要、ではないことが多い
ということです。
① 股関節の手術とは?
股関節の手術には、
・骨の形を整える手術(寛骨臼回転骨切り術など)
・関節唇縫合術
・人工股関節置換術
などがあります。
特に進行した
変形性股関節症では
人工股関節置換術が選択されることもあります。
しかし、
✔ 痛みが生活に強く影響している
✔ 保存療法で改善しない
などの場合に検討されることが多いです。
② 保存療法という選択肢
手術以外の方法を「保存療法」と呼びます。
主な内容は:
✔ 運動療法
✔ 筋力トレーニング
✔ 体重コントロール
✔ 動作改善
✔ 痛みの管理
特に初期〜中期では、
保存療法でコントロールできる方も多くいます。
③ なぜ運動で変わるのか?
股関節は骨だけでできているわけではありません。
✔ お尻の筋肉
✔ 体幹
✔ 太ももの筋肉
などが支えています。
痛みを庇い続けてきた結果
いつのまにかこれらの筋肉が固まり
可動域制限をきたしている場合があります。
可動域制限が改善されるだけ
本来の筋肉の動きが賦活され
👉血流改善
👉負担の分散
👉痛みが軽減しやすい
加えて、筋力が改善すると、
👉 関節の安定性が増す
👉 負担が分散される
👉 痛みが軽減しやすい
という変化が期待できます。
④ もともとの骨構造
日本人女性では、
臼蓋形成不全が背景にあるケースも少なくありません。
受け皿が浅い構造の場合、
筋肉によるサポートは特に重要です。
「浅い構造だから何をしても無理」
ではありません。
構造+使い方の問題
であることが多いのです。
⑤ 手術を急がなくていいケース
・日常生活はなんとか送れている
・痛みは波がある
・休めば楽になる
こうした場合は、
保存療法を試す価値があります。
⑥ ただし、手術が必要なケースもある
✔ 強い夜間痛
✔ 歩行が著しく困難
✔ 関節の隙間がほぼ消失
こうした場合は、
手術が生活の質を大きく改善することもあります。
大切なのは「対立」ではなく、
適切なタイミングを見極めることです。
⑦ まとめ
手術以外の選択肢には、
✔ 運動療法
✔ 筋力改善
✔ 動作の見直し
✔ 負担コントロール
があります。
「手術しかない」と言われても、
今すぐ決断しなければならないとは限りません。
大切なのは、
👉 現在の状態を正しく評価すること
👉 できることを知ること
👉 不安をひとりで抱え込まないこと
股関節は、
適切に向き合えば守れる関節です。
10.手術以外の選択肢は?
股関節症

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