「体重が増えたから痛くなったの?」
「やっぱり痩せないとダメですか?」
結論から言うと――
👉 体重は“関係する”けれど、それだけが原因ではありません。
大切なのは“重さ”よりも“かかり方”です。
股関節にはどれくらいの負担がかかる?
股関節にかかる負荷は体重に比例して大きくなります。
例えば、体重が1㎏増えると
歩行時に股関節にかかる負荷は
約3~4㎏も増加してしまいます。
階段昇降ではさらに増加すると言われています。
変形性股関節症
では、体重増加が痛み悪化の一因になることがあります。
でも「体重=痛み」ではない理由
実際の臨床では、
体重が軽くても痛い人
体重があっても痛くない人
がいます。
違いは何か?
✔ 股関節を支える筋力
✔ 骨盤の安定性
✔ 体の使い方
✔ 炎症の有無
つまり、支えられる体かどうかが重要なのです。
本当に怖いのは“体重”より“筋力低下”
痛みが出る
↓
動かなくなる
↓
筋力が落ちる
↓
さらに痛くなる
この悪循環が一番問題です。
体重が多少あっても、
支える筋肉がしっかり働けば負担は分散されます。
何kg痩せれば痛みは減る?
研究では、体重の5〜10%減少で
関節への負担が軽減すると言われています。
50㎏の人では、2.5㎏~5㎏くらい。
しかし――
✔ 無理なダイエット
✔ 栄養不足
✔ 筋肉まで落ちる減量
は逆効果です。
大切なのは、
「体重を落とす」より
👉 “支えられる体を作る”こと
臼蓋形成不全の場合は?
臼蓋形成不全では、もともと股関節の受け皿が浅いため、
体重増加は確かに負担になりやすいです。
しかしここでも重要なのは
✔ お尻の筋力
✔ 股関節周囲の安定性
※股関節周囲の筋力評価がとても重要。
きちんとした評価法を学んでいる
理学療法士にみてもらうのがベストです。
体重だけを責める必要はありません。
まとめ
✔ 体重は痛みに“影響する要素のひとつ”
✔ でもそれが“すべての原因”ではない
✔ 筋力と体の使い方が最重要
痛みがあるからといって
「私が太っているからだ」と自分を責める必要はありません。
正しく支えられる体を作れば、
股関節はちゃんと応えてくれます。
15.体重と股関節の痛みは関係ある?
痛み

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