〜股関節は“筋肉で守られている”〜
「股関節が痛いのは、骨が悪いからですよね?」
そう聞かれることがよくあります。
たしかに骨の形は関係します。
しかし実は、痛みと深く関わっているのは“筋力”です。
① 股関節は筋肉で支えられている
股関節は、体重を支える大きな関節です。
歩くたびに、
体重の3〜5倍の負荷がかかるとも言われています。
この負荷を分散してくれるのが、
✔ お尻の筋肉
✔ 太ももの筋肉
✔ 体幹の筋肉
です。
② 筋力が弱くなるとどうなる?
筋力が低下すると、
👉 関節が不安定になる
👉 体重が一部に集中する
👉 軟骨に負担がかかる
その結果、痛みが出やすくなります。
特に女性では、
・運動量の低下
・出産後の筋力低下
・デスクワーク中心の生活
などが影響することもあります。
③ 変形=痛みではない理由
変形性股関節症では
レントゲンで「変形」と言われることがあります。
しかし、
✔ 変形があっても痛くない人
✔ 変形が軽くても痛い人
どちらも存在します。
その差を分ける大きな要素が
筋力と関節の安定性です。
④ 特に大切なのは“お尻の筋肉”
股関節を守るうえで重要なのが、
✔中殿筋
✔大殿筋
✔深層筋
といったお尻の筋肉です。
これらが弱くなると、
・歩くときに骨盤が傾く
・関節がぐらつく
・痛い側をかばう
という動きになり、
さらに負担が増えてしまいます。
⑤ 痛いから動かさない…は逆効果?
痛みがあると、
「動かないほうがいいのかな?」
と思いますよね。
しかし完全に動かさないと、
筋力低下
↓
不安定性増加
↓
さらに痛み
という悪循環に入ることがあります。
大切なのは
✔ 痛みの出ない範囲で
✔ 正しいフォームで
✔ 少しずつ負荷を上げること
です。
⑥ 女性に多い背景
日本では、
臼蓋形成不全を背景に持つ女性が多いと言われています。
もともと受け皿が浅い構造の場合、
筋肉によるサポートがより重要になります。
だからこそ、
「筋力は予防でもあり、改善の鍵」です。
5.痛みと筋力の関係
痛み

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