9.痛みが強い日の対処法

痛み

〜無理をしないことも前向きな選択です〜
「今日はいつもより痛い」
「動くのが怖い」
股関節の痛みは、
波のように強くなる日があります。
まずお伝えしたいのは、
強い日がある=悪化しているとは限らないということです。
慌てず、今日できることを整理しましょう。
① まずは“負担を減らす”
痛みが強い日は、
関節や周囲の組織が疲れている状態です。
✔ 長時間歩かない
✔ 階段を減らす
✔ 重い荷物を持たない
「守る日」をつくることは、回復への近道です。
② 完全に動かないのはNG?
よくある質問です。
答えは、
完全安静にしすぎないことが大切です。
ずっと横になっていると、
筋力低下

関節の不安定性増加

さらに痛みやすくなる
という流れになることがあります。
おすすめは、
✔ 痛みが出ない範囲での軽い動き
✔ 股関節を小さくゆっくり動かす
“ゼロか100”ではなく、
30〜50%くらいの活動量を目安に。
③ 冷やす?温める?
急に痛みが強くなった場合や
熱っぽさがある場合は、軽く冷やすのも一つの方法です。
慢性的な重だるさには、
温めた方が楽になることもあります。
「やってみて心地よい方」を選びましょう。
④ 痛み止めは使っていい?
医師から処方されている場合は、
指示に従って使用して問題ありません。
変形性股関節症では
一時的な炎症で痛みが強くなることがあります。
薬は“治すもの”というより、
“動ける環境を整えるもの”と考えるとよいでしょう。
⑤ やらない方がいいこと
⚠ 強く伸ばすストレッチ
⚠ 無理な筋トレ
⚠ 痛みを我慢しての長時間歩行
「今日こそ頑張ろう」は逆効果になることがあります。
⑥ 痛みが続く場合は確認を
以下の場合は医療機関へ。
⚠ 安静でも強い痛みが続く
⚠ 夜間痛で眠れない
⚠ 急に悪化した
⚠ 転倒後から痛い
背景に
臼蓋形成不全
がある方は、負担が集中しやすいこともあります。
⑦ 大切なのは「波を小さくする」こと
痛みのある日は、
❌ 失敗
ではありません。
体からの「少し休みましょう」というサインです。
負担を調整しながら、
✔股関節以外の部位をストレッチする
✔筋力を整える
✔歩き方を見直す
✔生活動作を工夫する
ことで、波は小さくできます。
⑧ まとめ
痛みが強い日は、
① 負担を減らす
② ゼロにしすぎない
③ 無理をしない
④ 不安なら専門家へ相談
これだけで十分です。
股関節は、
壊れやすい関節ではありません。
正しく守れば、守れる関節です。

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