20.放置するとどうなる?

痛み

「まだ我慢できるから…」
「そのうち良くなるかな…」
そう思って様子を見る方はとても多いです。
では、股関節の痛みを放置するとどうなるのでしょうか?
① 痛みが“波”ではなく“日常”になる
初期の股関節痛は
✔ 歩き始めだけ痛い
✔ 長く歩いた日だけ痛い
✔ 疲れた日にズキッとする
という“波のある痛み”です。
しかし負荷の調整をせずに使い続けると、
炎症が慢性化し、日常的な痛みへと変わっていきます。
② 可動域が徐々に狭くなる
痛みがあると、無意識に動かさなくなります。
すると
関節包が硬くなる
周囲の筋肉が短縮する
関節の滑りが悪くなる
その結果、
✔ あぐらがかけない
✔ 靴下が履きにくい
✔ 階段がつらい
といった制限が増えていきます。
③ 筋力低下が進む
痛み → 動かない → 筋力低下 → さらに負担増大
という悪循環が始まります。
特に弱くなりやすいのは
✔中殿筋
✔腸腰筋
✔大殿筋
✔深層外旋六筋
✔体幹
✔内側広筋
筋力が落ちると、関節への衝撃が直接かかりやすくなります。
④ 変形が進行する可能性
股関節に
臼蓋形成不全
変形性股関節症
がある場合、負荷の偏りが続くことで軟骨の摩耗が進む可能性があります。
ただし大切なのは、
「痛み=必ず変形が進む」ではない
ということ。
負荷のコントロール次第で、進行をゆるやかにすることは可能です。
⑤ 生活の質(QOL)が低下する
痛みをかばう生活が続くと、
外出が減る
旅行を避ける
運動をやめる
体重が増える
そしてさらに股関節への負担が増える…
この連鎖が一番怖い部分です。
でも、必ず悪くなるわけではありません
ここがとても重要です。
股関節の痛みは、
✔ 適切な運動
✔ 負荷調整
✔ 筋力強化
✔ 体重管理
によってコントロールできるケースが非常に多いです。
早めに整えるほど、
✔ 改善スピードが早い
✔ 手術リスクが下がる
✔ 好きなことを続けられる
可能性が高まります。
まとめ
放置すると起こりやすいこと
痛みの慢性化
可動域制限
筋力低下
変形進行の可能性
生活の質の低下
でも――
今から動き方を変えれば、未来は変えられるかもしれません。

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