13.足の長さが違うといわれたら

チェック

「左右で足の長さが違いますね」
そう言われて、不安になったことはありませんか?
でも、まずお伝えしたいことがあります。
👉 ほとんどの人に“左右差”はあります。
👉 そして、必ずしも“異常”とは限りません。
大切なのは「なぜ違って見えるのか」を知ることです。
足の長さの違いには2種類ある
① 本当に骨の長さが違うタイプ(構造的脚長差)
これは実際に骨の長さが違う状態です。
先天的な要因
骨折後の変形
人工股関節手術後 など
特に
変形性股関節症
が進行すると、軟骨のすり減りにより脚長差が生じることがあります。
この場合は医学的な評価が必要です。
② 見かけ上の差(機能的脚長差)
実はこちらの方が圧倒的に多いです。
原因は:
骨盤の傾き
股関節の硬さ
お尻の筋力低下
片足重心のクセ
つまり「骨が短い」のではなく、
体のバランスの問題で短く見えているだけのケースです。
このタイプは改善可能です。
なぜ脚長差があると痛みが出るのか?
脚の長さが違う(ように見える)と、
片側の股関節に負担集中
骨盤が常に傾く
腰・膝にもストレスがかかる
その結果、
立ち上がり痛
長時間歩行での違和感
片側だけ疲れやすい
といった症状につながります。
特に
臼蓋形成不全
のある方は、もともと関節の安定性が弱いため、影響を受けやすい傾向があります。
すぐにインソールは必要?
「じゃあ中敷きで調整すればいい?」
実は、ここが落とし穴です。
✔ 本当の骨の差 → 補高が必要な場合あり
✔ 機能的な差 → 体の使い方を整える方が優先
やみくもに高さを足すと、
逆に別の場所が痛くなることもあります。
まずやるべきこと
本当に骨の差なのか確認する
骨盤の傾きと筋力を評価する
片足重心のクセを見直す
股関節の安定性を高める
多くの場合、
筋肉と動きの改善で左右差は小さくなります。
まとめ
「足の長さが違う」と言われても、
✔ すぐに悪い状態とは限らない
✔ 多くは改善できる可能性がある
✔ 大切なのは“原因の見極め”
不安になる必要はありません。
正しく評価すれば、
体はちゃんと整っていきます。

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